ファットスプレッドとは? バターやマーガリンとの違いや健康リスクを解説

ファットスプレッドとは? バターやマーガリンとの違いや健康リスクを解説

目次

 

 

ファットスプレッドは、パンに塗ったりお菓子作りに使ったりと、バターの代替品として手軽に取り入れられる加工食品です。しかし、その成分や製造方法をよく知らずに使っている方も多いのではないでしょうか。

本記事ではファットスプレッドの特徴や、バター・マーガリンとの違い、見落としがちな健康リスクなどを分かりやすく解説します。無添加・自然素材にこだわる方におすすめしたい「理想のファットスプレッド」の選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

ファットスプレッドとは?

ファットスプレッドは、私たちの食生活に密接に関わっていますが、その正体はあまり知られていません。以下、ファットスプレッドとは何か、バターやマーガリンとの違いを明らかにしながら、その定義や特徴を解説します。

 

ファットスプレッドの概要

「ファットスプレッド(fat spread)」とは、その名の通り脂肪分(fat)を主成分とする、塗るタイプの食用油です。一見マーガリンに似ていますが、成分の違いによって別カテゴリとされています。価格の手頃さや加工のしやすさから、家庭用・業務用と広く使われています。

日本の農林水産省が定めている「JAS規格」では、以下のように定義されています。

●    油脂含有率が80%未満である
●    乳脂肪含有率が40%未満(油脂中50%未満)である
●    油脂含有率および水分の合計量が85%以上である

 

※参考:農林水産省.「マーガリン類の日本農林規格の一部を改正する件 新旧対照表」
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ファットスプレッドとバターの違い

バターは、生乳(牛乳)から乳脂肪を分離・凝縮して作られる動物性の油脂製品です。加熱すると独特の風味が引き立ち、料理やお菓子作りに重宝されます。

ファットスプレッドとバターの違いは、以下の表の通りです。

項目 バター ファットスレッド
主成分 動物性油脂(乳脂肪) 植物性油脂
脂肪分 80%以上(乳脂肪) 40%未満(油脂中50%未満)
味・香り 天然の乳風味・コク 香料などで調整されることが多い
製法 牛乳から分離 植物油と添加物を乳化
用途 加熱調理や菓子作り パンに塗るなど

 

一見似ているようでも、バターは乳脂肪分が80%以上、ファットスプレッドは40%未満と主成分が異なり、味や香り、製法も異なります。自然な乳由来の風味とコクを持っているのが、バターの大きな特徴です。

 

ファットスプレッドとマーガリンの違い

ファットスプレッドとよく混同されがちなのが「マーガリン」です。実際、どちらもコーン油や菜種油などの植物性油脂を主成分とする点では共通しており、見た目や用途も似ています。しかし、JAS規格上は明確に区別されている別の食品です。

マーガリンは、植物性油脂を主原料に、水分と乳成分、塩や乳化剤などを加えて作られる加工食品になります。ファットスプレッドとの大きな違いは、JAS規格上で「油脂含有率が80%以上のもの」と定義されている点です。

マーガリンの乳脂肪分の含有量は商品によって異なりますが、バターに近い風味を再現するための加工が施されています。ファットスプレッドが「より軽く、味のバリエーションが豊富な商品」であるのに対し、マーガリンは「バターの代用品を意識した商品」であるのが両者の違いです。

 

市販ファットスプレッドに潜む“見えないリスク”とは?

ファットスプレッドは、多くの家庭で日常的に使われています。しかし、その利便性の裏には、健康意識の高い人が見過ごしてはいけないリスクが潜んでいるのも事実です。以下、その代表的なリスクを解説します。


トランス脂肪酸が多く含まれる

市販のファットスプレッドで注意したいのは、トランス脂肪酸が多く含まれる点です。

ファットスプレッドの主成分は、植物性の食用油脂です。しかし、これをクリーミーでなめらかな状態に加工するためには、水素添加という油に水素を加えて固形化する処理が必要になります。その過程で生成されるのが トランス脂肪酸です。

 

ファットスプレッドだけでなく、マーガリンやショートニングも同じような製造工程で作られるため、同様にトランス脂肪酸を多く含む傾向があります。当然、これらの油脂を使用した菓子パン、クッキー、ケーキなどの市販お菓子類にもトランス脂肪酸が含まれており、日常的に多く摂取している可能性があります。

 

トランス脂肪酸のリスク

トランス脂肪酸は、過剰摂取によって健康に悪影響を及ぼすとされています。大きなリスクは、血中のコレステロールのバランスが乱れることです。具体的には、以下の2つの作用があります。

●    HDL(善玉)コレステロールの減少
●    LDL(悪玉)コレステロールの増加

善玉コレステロールには、体内の余分なコレステロールを回収して動脈硬化を防ぐ役割があり、悪玉コレステロールは、全身に脂肪を送り込む働きをしています。善玉コレステロールが減り、悪玉コレステロールが増えると、余分なコレステロールがたまって血管の壁にくっつき、酸化して動脈硬化を促進してしまいます。

放っておくと心疾患(心筋梗塞・狭心症など)のリスクを高めるとされており、近年は以下のような健康リスクとの関連も指摘されているため、注意が必要です。


●    免疫力の低下
●    アレルギー疾患の増加
●    発がん性のリスク
●    2型糖尿病の発症リスク
●    認知症との関連可能性

トランス脂肪酸は単なる「脂肪の一種」ではなく、生活習慣病や慢性疾患の引き金になり得る成分であると考えられています。そのため健康を重視する人であれば「どのような油脂が使われているか」によく目を向けることが大切です。


トランス脂肪酸が多く含まれる食品

●    菓子パン、デニッシュ、クロワッサン
●    クッキー、ビスケット、パイなどの焼き菓子子
●    インスタントラーメン
●    冷凍ピザ
●    スナック菓子、チョコレート加工品
●    ファストフード全般

 

こうした食品には、ファットスプレッドやショートニングがよく使われています。ショートニングとは、マーガリンから水分と添加物を除いた純粋な油脂です。パンやお菓子に使うとさっくりと軽い食感に仕上がるため、製菓・製パン業界や外食産業などで広く使われています。

健康を意識するなら「ショートニング」「加工油脂」「植物性油脂」などの表示に注意し、なるべくトランス脂肪酸が含まれていない商品を選ぶことが大切です。

 

カロリーが高い

ファットスプレッドの中には「低カロリー」「カロリーオフ」をアピールする商品も多く、一見ヘルシーに思えるかもしれません。しかし注意すべきなのは「低カロリー=脂肪分が少ない」というわけではない点です。

ファットスプレッドの主成分は植物性油脂であり、油脂である以上、基本的に高カロリーです。あくまでもマーガリンなどの製品に比べてカロリーが抑えられているだけであり、脂質そのものは含まれています。

いくら「カロリーオフ」と書かれていても、使い過ぎれば結局カロリーオーバーになります。特にパンに塗るタイプは、気付かないうちに多く使いやすいため、日常的な摂取量には注意が必要です。

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健康的なファットスプレッドの条件

 

ファットスプレッドを選ぶ際には、単に味や価格だけでなく、健康への影響に配慮した成分かどうかを見極めるのが重要です。以下、健康的なファットスプレッドに求められる条件を5つピックアップして解説します。

 

①トランス脂肪酸が少ないこと

健康的なファストスプレッドを選ぶ際は、トランス脂肪酸が少ないかどうかを重点的に確認しましょう。前述のようにトランス脂肪酸は、動脈硬化や心疾患など健康リスクとの関連が指摘されています。

日本では、食品に含まれるトランス脂肪酸の表示は義務ではありません。しかし健康志向の商品では「トランス脂肪酸ゼロ」「トランス脂肪酸フリー」などの記載があるケースも多いため、そうした表示を目安にするのが1つの方法です。

 

②良質な脂肪を使っていること

健康的なファットスプレッドを選ぶ際は、どのような脂肪が使われているかも重要なポイントです。特に注目したいのが、不飽和脂肪酸を含んでいるかどうかです。

不飽和脂肪酸とは、常温で液体の植物油や魚油に多く含まれる脂肪であり、体にとって必要な「良質な脂質」とされています。特にオメガ3(α-リノレン酸)やオメガ6(リノール酸)は、血中コレステロールのバランスを整え、心臓病や動脈硬化のリスクを減らす効果があるとされています。

脂肪は全てが悪者ではありません。「質の良い脂を適切に取ること」こそが、健康的な食生活への第一歩です。

 

③添加物や化学調味料が少ないこと

健康的なファットスプレッドを選ぶ上では、添加物や化学調味料の有無にも注意が必要です。

●    添加物:食品の保存性や見た目、味を良くする目的で使用される化学物質
●    化学調味料:グルタミン酸ナトリウム(MSG)など、旨味を人工的に加えるための物質

 

④適正な油脂含有率かどうか

ファットスプレッドは、バターやマーガリンと比べて油脂含有率が低めに設定されているものが多くあります。ただし注意したいのは「油脂含有率が低ければ低いほど良い」というわけではない点です。

油脂含有率が低過ぎると、香料や添加物で風味を補う傾向があります。「少ない脂肪=ヘルシー」と安易に判断せず、原材料の質やトランス脂肪酸の有無、添加物の使用状況などを見て総合的に判断するのが重要です。

 

⑤低糖質で低カロリーな設計かどうか

健康的なファットスプレッドを選ぶ際には、「低糖質」「低カロリー」の両方に注目するのも重要です。低糖質とは、炭水化物に含まれる糖質の摂取量が少ない状態です。近年では「ロカボ」と呼ばれる食事スタイルが流行しており、低糖質の食品が多く販売されています。

糖質制限中であれば、「糖質〇g」などの栄養成分表示を確認し、なるべく糖質の少ないものを選びましょう。また「カロリーオフ」や「ライトタイプ」と記載されている製品も、健康意識の高い人におすすめです。

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ケトフード専門ブランドNATUVIEWが考える「理想のファットスプレッド」

健康志向が高まり、糖質制限やナチュラル素材への関心が広がる今、「おいしさと健康の両立」を追求するファットスプレッドへのニーズが急増しています。そこでおすすめなのが、ケトフード専門ブランドNATUVIEWが提案する「理想のファットスプレッド」です。

以下のような特徴があります。

●    グラスフェッドバター(放牧された牛のミルク由来の高品質バター)を使用
●    天然由来の甘味料(エリスリトールやステビアなど)を使用し、血糖値に配慮

NATUVIEWのファットスプレッドは、ただのバター代替品ではありません。糖質を抑えながらも確かな味わいと満足感があり、「塗るスイーツ」「食べる美容ケア」ともいえるスプレッドです。

「朝のトーストやパンケーキに塗る」「ヨーグルトやプロテインに混ぜる」など、手軽でアレンジ自在なのもポイントです。忙しい現代人のライフスタイルにもフィットします。

NATUVIEWが大切にしているのは、「おいしさと健康の両立」というコンセプトです。「理想のファットスプレッド」は、ただの機能性食品ではなく、食事の満足感、美容への意識までを含んだ「体験型ケトフード」です。

 


ここでは、ケトフード専門ブランドNATUVIEWが自信を持っておすすめする、血糖値に配慮したスプレッド商品をご紹介します。素材の質、糖質設計、味のバランス全てにこだわり、健康志向の方や糖質制限中の方にも安心してお楽しみいただけるアイテムです。

 

グラスフェッドバタースコーンプレーン

「グラスフェッドバタースコーンプレーン」は、グルテンフリーかつ糖質90%OFFの極上スコーンと、血糖値に配慮した2種のスプレッドを詰め合わせたセットです。

スコーンは、ニュージーランド産グラスフェッドバター使用で、芳醇なコクが特徴です。小麦粉不使用ですが、しっとり・ほろほろの口溶けとなっています。1個当たりの糖質が1.6gと、低糖質スイーツとしても楽しめる一品です。

スプレッドは、まろやかなミルキー感のある「マスカルポーネスプレッド」と、フランボワーズとレモン果汁が香る「いちごスプレッド」の2種類です。どちらも天然甘味料(ラカンカ・エリスリトール)を使用しています。

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グラスフェッドバタースコーン抹茶

「グラスフェッドバタースコーン抹茶」は、抹茶味のスコーンと、2種のスプレッドのセットです。糖質87%オフのグルテンフリー設計で、和スイーツを使ったぜいたくなティータイムに最適です。

スコーンは、香り高い狭山抹茶とグラスフェッドバターをぜいたくに使用しています。1個当たり糖質わずか2.5gで、グルテンフリーとは思えない濃厚な味わいです。

スプレッドは、抹茶やあんことの相性も良い「スカルポーネスプレッド」と、国産食物繊維ベースで甘さ控えめの「低糖質あんこスプレッド」の2種類です。それぞれ単体で楽しんでも、組み合わせても楽しめます。

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ファットスプレッドの摂取量を意識して健康的な食生活を送ろう

ファットスプレッドは、バターに比べて手軽に使える上、風味や用途の幅広さから日常的に取り入れやすい食品です。その一方で、トランス脂肪酸や高カロリーといった健康リスクも見逃せません。健康的に取り入れるためには、成分表示をよくチェックし、トランス脂肪酸の少ない商品やカロリーオフ設計の商品を選ぶことが重要です。

NATUVIEWでは、糖質を抑えながらもおいしさを大切にした、体想いのファットスプレッド&スコーンセットをご用意しています。健康を見直したい方は、ぜひ一度ラインナップをチェックしてください。

 

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