糖質は多くのリスクを孕んでいます。
糖質は、脳や体のエネルギーとなる重要な栄養源です。しかし、必要以上に糖質を摂取すると、私たちのカラダは悲鳴をあげてしまいます。
一定以上の糖質は体脂肪を増加させるだけでなく、動脈硬化や免疫力の低下からむくみ冷え性など様々な生活習慣病の原因となります。糖質の過剰摂取は、体内の悪玉菌（細菌、真菌、寄生虫）に栄養が供給され、ビタミンＣ、亜鉛、グルタチオンなどの免疫力を増強する栄養素が体内から枯渇するからです。
さらに、がん細胞の唯一の栄養源が糖質であり、糖質はがんの罹患率と関連するとの研究もあるようです。
糖質は、できるだけ減らしたい。そう思う人は少なくありません。
基準を超えて糖質を摂取している人は、女性では85%、男性では62.4%という調査結果もあります。
「低糖質」を当たり前にしたい！
NATUVIEW創業者の一人、岡本絵理子が患った婦人科系の病気。 がん化しかねないこの疾患が、私たちが「低糖質」に取り組むことになったきっかけです。
糖質はがん細胞の増殖を促すという研究を知った岡本夫婦は、糖質を制限しながら、そして美味しく、安全な食生活を模索しました。彼らは低糖質の食品、食事療法、様々な事例や論文を世界中から取り寄せ、その考え方やノウハウを徹底的に研究しました。
こうした研究の蓄積は、NATUVIEW誕生のきっかけとなったばかりでなく、低糖質フードは、美味しく、安全であるべきだと考える、私たちの研究開発の基本思想となっています。
一方で、美味しく、安全な低糖質フードの実現は決して簡単ではありませんでした。そこには思いもよらなかった様々なハードルそして大きな壁が横たわっていました。例えば・・・
- 小麦粉や砂糖等の一般な糖質のある材料は極量避けているので、既存のレシピが役に立たない。
- 低糖質用の材料は資料が少なく、製造元に聞いても使用事例が少なく、参考にならない。
- そのため材料の特性を掴んでレシピに落とし込むのが難しい、毎回食感や火の入り方や焼き色などが想定と違う。
- 味や材料に妥協したくないので、材料の種類が多くなってしまう。
- 可能な限り添加物を避けているので、開発に時間がかかる。
こうしたハードルは、美味しく、安全な低糖質フードがこれまで誰も実現できていないことを示してました。逆に考えると、このことの実現は社会にとって大きな価値を提供することになるだろうという思いが、夫婦を奮い立たせました。
ケト理論との出会い
美味しく、安全な低糖質の実現に立ちはだかっていた大きな壁を打ち破るきっかけになったのは、がんとの闘いの中で夫婦が知ったケト理論（ケトン食療法の考え方）です。
ケト理論は、簡単にいうと糖質を控え、脂肪を増やす食事療法です。もともとてんかん患者に対して有効であるとして長い歴史を持つ食事療法ですが、近年はその継続によってがん患者の予後が改善する可能性が報告され、日本国内でもその臨床効果が注目を集めています。ケトジェニックというダイエット理論もその１つでしょう。
ケト理論にのっとったNATUVIEWの独自の製法（KFS製法※注）は、NATUVIEWが、美味しく、安全な低糖質の製品群をお届けできる理由です。