
糖尿病でも安心! おすすめの低糖質パンランキング&選び方ガイド
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糖質を控えた低糖質パンは、血糖値の急な上昇を防ぐ働きが期待できるため、糖尿病の人でも安心して食べやすいパンです。ただし、一口に低糖質パンといっても種類はさまざまで、どれを選べば良いか迷うこともあるでしょう。
この記事では、糖尿病の人におすすめの低糖質パンと、選び方のポイントを解説します。自分に合った低糖質パンを選ぶために、ぜひお役立てください。
糖尿病の人におすすめの低糖質パンは?
低糖質パンとは、糖質が少ない原材料で作ったパンのことです。小麦ふすま(小麦の皮)や全粒粉(小麦を丸ごと粉にしたもの)、大豆粉、小麦たんぱくなどを使うのが特徴です。
これらの原材料を使うと、一般的なパンに使われる精製小麦(胚乳だけを精製した小麦粉)と比べて、糖質量が大幅に抑えられます。さらに、食物繊維やたんぱく質などの栄養素も豊富です。
このため、低糖質パンは健康に気を使った食事をしている人たちから人気です。糖尿病の人やダイエット中の人などが、日々の食事に低糖質パンを取り入れています。
従来の低糖質パンは、一般的なパンに比べておいしさの点で物足りなかったり、独特の癖があったりしました。しかし、これらのデメリットは各メーカーの工夫によって大きく改善され、健康的なパンをおいしく食べられるようになっています。
すでにスーパーやコンビニ、オンラインショップなどでは、ケトパンやふすまパン、ブランパンや全粒粉パンの名前が付いた低糖質パンが数多く販売されています。次項から、おすすめの低糖質パンについて紹介します。
糖尿病の人におすすめの低糖質パンランキング
ここからは、糖尿病の人におすすめの低糖質パンを紹介します。毎日食べられる食パンや、おやつにぴったりのパンなど、いろいろな種類があるため、お気に入りの商品を探してみてください。
【1位】NATUVIEW「ケトパン」
ケトフード専門ブランド NATUVIEWのケトパンは、小麦や米粉を使わず、アーモンド粉やココナッツ粉をベースに作られたグルテンフリーの低糖質パンです。
ケトパンは、一般的なパンと比べて、糖質を76%カットしています。1切れ当たり(1.5cm幅)の糖質はわずか1.92gですので、糖尿病の人や厳密な糖質制限をしている人にも安心です。
ケトパンはおいしさにもこだわっています。しっとりとした食感に、アーモンドの香ばしい香りとココナッツオイルのコクが加わり、パン好きな人も満足できる上質な味わいを追求しています。一般的な低糖質パンにありがちな粉臭さや癖を原材料選びと製法で大幅に改善しました。
さらに、添加物を最小限に留めていることも特徴です。甘味料には、天然由来の糖アルコールの一種で、トウモロコシなどから作られるエリスリトールを使用しています。エリスリトールはカロリーがほぼゼロで、血糖値に影響を与えにくいのが特徴です。
ケトパンは、おいしいパンを食べながら健康を維持したい人に幅広くおすすめできる低糖質パンです。
【2位】糖質制限ドットコム「糖質制限 山型食パン」
糖質制限ドットコムの「糖質制限 山型食パン」は、どのような食べ方にも合わせやすい、癖のないプレーンな味わいが特徴です。サンドイッチやトースト、バターやチョコスプレッドなど、普通の食パンと同じように幅広い食べ方ができます。食べ飽きない味なので毎日食パンを食べる人にもおすすめです。
癖がない理由は、独自に配合したミックス粉です。ふすま粉や大豆粉を使わず、小麦たんぱくやコンニャク加工品などを使った独自のミックス粉で焼き上げ、小麦のパンに近い食感と風味を実現しました。100g当たりの糖質は5.6g(エスストール除く)と、一般的な山型食パンに比べると糖質が約87%カットされています。
※参考:糖質制限ドットコム.「糖質制限 山型食パン」.
https://www.toushitsuseigen.com/shopdetail/000000000422/ct110/page1/recommend/ ,
【3位】cocollect「ふんわり滑らか 低糖質食パン」
cocollect(ココレクト)の、ふんわり滑らか 低糖質食パンは、その名の通り、ふんわり滑らかな食感が魅力の低糖質パンです。砂糖や小麦粉、合成甘味料を使わずに、滑らかで口当たりの優しい食感に仕上げました。また希少糖(アルロース)やオリーブオイルを使用し、自然な甘みとコクをプラスしています。
糖質量は100g当たり7.3gで、10枚入りの場合は1切れ当たり2.7gです。カットあり(10枚または5枚)とカットなし(角食パン)のどちらかを選べるので好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
継続して糖質制限を続けたい人には、割引価格が適用される定期便サービスがおすすめです。
※参考:cocollect.「ふんわり滑らか 低糖質食パン」
.https://cocollect.net/collections/whitebread
4位】BASE FOOD「BASE BREAD」
BASE FOODのBASE BREADは、豊富なラインナップの低糖質パンです。チョコレート、メープル、シナモン、こしあん、コーヒー、ミルク、ストロベリー、プレーン、リッチ、カレーと味の種類が豊富です。ミニ食パンタイプのBASE BREADでは、プレーン、レーズン、オレンジの3種類があります。
BASE BREADは、糖質カット率こそ約30%と控えめですが、たんぱく質や食物繊維、ビタミン・ミネラルがバランス良く含まれている点が特徴です。緩やかな糖質制限をしたい人にもおすすめです。
解凍や調理の手間なしでさっと食べられるため、ランチやおやつに持っていくにも最適です。また、直販サイト以外のECサイトでも手軽に購入できます。
※参考:BASE FOOD.「BASE BREAD」.https://shop.basefood.co.jp/products/basebread/chocolate
5位】ZENB「ゼンブブレッド」
ゼンブブレッドは、ミツカングループのZENBが、新しい主食をコンセプトに開発した低糖質パンです。主原料は黄えんどう豆で、グルテンフリーかつ糖質が約35%カットされています。食物繊維や植物性たんぱくも豊富です。従来は捨てられていた豆の皮や芯まで活用しており、環境にも優しい製法となっています。
ゼンブブレッドは、きなこあんぱんや、紅茶&オレンジ、カカオなど味のバリエーションも豊富です。また、くるみ&レーズンや3種の雑穀など、食感や風味の違いをしめるパンもそろっています。
ZENBでは、ゼンブブレッドの他にパスタやおやつ、ヌードルなど、健康的な食品を幅広く提供しています。パンだけでなく、食生活全体を見直したい人にもおすすめのブランドです。
※参考:ZENB.「ゼンブブレッド」
」https://zenb.jp/collections/all#shopify-section-id-all-bread
【6位】Bikke「糖質制限 極上ふすま食パン」
ふすま食パンは、小麦の外皮のふすまを使用したパンです。ふすまには食物繊維やたんぱく質が多く含まれ、糖質が少ないのが特徴です。
Bikke(ビッケ)の、糖質制限 極上ふすま食パンは、従来のふすまパンの癖や匂いを大幅に軽減しています。糖質を約90%カットしつつ、食べやすさと満腹感を両立しました。生地はしっとり柔らかで、小麦のうまみをしっかり感じられます。
糖質のカット率が高いため、糖尿病の人でも安心して食べられます。
※参考:Bikke.「糖質制限 極上ふすま食パン」
https://shop.bikke-jp.com/?pid=152020682
【7位】ローソン「ブランパン」
ローソンのブランパンは、Bikkeの極上ふすま食パンと同様、小麦の外皮であるふすまを利用したパンです。ローソンが販売しているブランパンは、1商品(2個入り)当たりの糖質が2.0gです。しっとりとした食感で、癖が少なく食べやすい味になっています。
ローソンのブランパンには乳酸菌が入っていることが特徴です。乳酸菌が腸の調子を整え、健康維持や免疫力アップをサポートしてくれます。
また、ブランパンは149円(税込)とお手頃価格であることも嬉しいポイントです。普段、おにぎりやサンドイッチなどを購入している人は、ブランパンに代えるだけでも糖質制限の効果を得られるでしょう。
※参考:ローソン.「ブランパン」
.https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1494935_1996.html
【8位】みどり工房「低糖質菊芋ふすま食パン」
みどり工房の低糖質菊芋ふすま食パンは、食物繊維が豊富で糖質が少ない低糖質パンです。糖質は1斤当たり35.6g、8枚スライス1枚当たり4.4gとなっています。
低糖質菊芋ふすま食パンに含まれる菊芋は、水溶性食物繊維であるイヌリンを多く含んでいるのが特徴です。イヌリンには血糖値の急激な上昇を抑える働きがあり、低糖質パンの健康効果をさらに高めてくれます。食物繊維は1斤当たり58.8g、8枚スライス1枚当たり7.3gです。
低糖質菊芋ふすま食パンはそのままでおいしく食べられますが、加熱してから食べるのもおすすめです。自然解凍またはレンジで40秒加熱した後、オーブントースターで軽く焼くと、外はサクサクで中はふわふわの食感を味わえます。
※参考:みどり工房.「低糖質菊芋ふすま食パン」
【9位】トップバリュ「糖質を抑えたブランクロワッサン」
トップバリュの「糖質を抑えたブランクロワッサン」は、1商品当たりの糖質が8.0gの低糖質パンです。また食物繊維6.7gと乳酸菌を含んでいます。ただし、バターを多く使うクロワッサンがベースとなっているため、脂質は1個当たり12.5gとやや多めである点に注意が必要です。脂質の摂取を控えたい場合は、他の低糖質パンと組み合わせるなど工夫すると良いでしょう。
トップバリュのブランクロワッサンは、1個118円(税込)とリーズナブルであるのも魅力です。この価格であれば、毎日の食事に取り入れやすいでしょう。
※参考:トップバリュ.「糖質を抑えたブランクロワッサン」
.https://www.topvalu.net/items/detail/4549414535358/
【10位】CHATERAISE「糖質81%カットのテーブルパン」※参考:トップバリュ.「糖質を抑えたブランクロワッサン」
CHATERAISE(シャトレーゼ)の、糖質81%カットのテーブルパンは、1個当たり糖質3.3gで、一般的なロールパンと比べて糖質を約81%カットした低糖質パンです。小麦粉の代わりに多くの食物繊維を使用することで糖質が抑えられています。
糖質81%カットのテーブルパンは、そのまま食べてもおいしいですが、サンドイッチのようにして食べられる形になっています。ハムやチーズ、たまご、レタスなどをはさむと、バランスの良い低糖質な食事になるので、お気に入りの食べ方をみつけられるでしょう。
冷凍保存が可能で、解凍後にトーストやレンジ加熱すると、香ばしい味わいを楽しめます。
※参考:CHATERAISE.「糖質81%カットのテーブルパン」https://www.chateraise.co.jp/ec/g/g2264399/
糖尿病の人が低糖質パンを選ぶ際のポイント
低糖質パンと一口にいっても、いろいろなタイプがあります。ここでは、糖尿病の人に向く低糖質パンの選び方を解説します。
・グルテンフリーのパンを選ぶ
グルテンは、小麦などに含まれる、ねばり気のあるたんぱく質です。もちもちした食感を作る成分で、低糖質パンによく使われる全粒粉やライ麦、ふすま粉にも多く含まれます。
グルテンフリーの低糖質パンは、小麦の代わりに米粉や大豆粉、アーモンド粉などを使ったものです。例えば、先に紹介したケトフード専門ブランドNATUVIEWのケトパンは、アーモンド粉やココナッツ粉を使ってグルテンフリーを実現しています。
グルテンフリー自体に直接血糖値を下げる効果はありませんが、小麦粉を使わないことで結果的に糖質量が少なくなる点がメリットです。また、グルテンによって体が重く感じやすい人にとっては、改善が期待できるでしょう。
・食物繊維が豊富なものを選ぶ
炭水化物には糖質と一緒に食物繊維も含まれます。米やパンなどの炭水化物を減らすと自然に取れていた食物繊維が不足しがちになります。
そのため、糖質制限をする際は食物繊維が豊富な低糖質パンを選ぶことが大切です。例えば、ナッツ由来の粉で作られた低糖質パンは食物繊維が豊富です。また、小麦の外皮部分であるふすま粉や、外皮や胚芽を丸ごと粉にする全粒粉なども食物繊維が豊富に残っています。
これらの食物繊維は、糖質の吸収をおだやかにし血糖値の急上昇を防ぎ、便通を良くする働きがあります。
・糖質量を確認する
低糖質パンと一口にいっても、糖質カット率が70~80%の商品から30%程度のものまで、さまざまな商品が販売されています。低糖質パンを購入する際は、栄養成分表示に記載されている糖質量を確認することが大切です。1食あたりの表示がない場合は、自分で計算しましょう。
糖質制限中は、1食あたり糖質量を10~20g程度に抑えるのが目安です。低糖質パンであっても、食べ過ぎると糖質量が目標値を超えてしまうことがあるため注意しましょう。
まとめ
糖質が少ない原材料で作られた低糖質パンは、糖尿病の人やダイエット中の人などから広く人気を集めています。低糖質パンにはさまざまなタイプがあるため、自分の目的やライフスタイルに合った商品を選ぶことが大切です。
しっかりとした効果を求めるなら、糖質カット率が高く、グルテンフリーで、食物繊維が豊富な低糖質パンが向いています。ケトフードNATUVIEWでは、本記事で紹介した「ケトパン」以外にも、低糖質かつおいしさにもこだわったパンやスイーツ、焼き菓子などを販売しています。糖質制限中の食事・おやつとして、NATUVIEWの商品をぜひお役立てください。
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