無添加とは? メリット・デメリットや安全な食品の選び方について解説

無添加とは? メリット・デメリットや安全な食品の選び方について解説

 

目次

 

 

健康のため食品添加物不使用の食事を心掛けたいと考えている人もいるでしょう。食品は無添加と表示されていても、食品添加物が全く使われていないとは限りません。無添加の食品を選ぶ際は、正しい知識を得た上でポイントを押さえておく必要があるでしょう。

本記事では無添加とは何か、無添加のメリットや食品添加物のデメリットを解説します。併せて、食品添加物不使用の食品を選ぶポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


無添加とは?

 

無添加とは食品添加物が使用されていないことを指します。食品添加物の表示は、2024年4月から無添加表示になりました。従って、何が無添加なのかが分かるように、食品添加物を明確に表示しなければなりません。

例えば、これまで食品表示で保存料無添加と表示されていたものの、酸化防止剤といった添加物を使用していることが一般的でした。無添加表示になると「保存効果を高めるために酸化防止剤を使用しています」の表記に変わり、具体的にどのような添加物が使用され、どのような添加物を使用していないのかが明確に分かるようになりました。

そもそも食品添加物は、食品の製造過程で加工・保存を目的に使用されるものです。日本の食品添加物には指定添加物や既存添加物、天然香料、一般飲食物添加物などがあります。指定添加物とは有効性や安全性が確認され、厚生労働大臣によって指定されたものです。その他のものは古くから使われてきて、天然添加物として認められています。

 

・一部無添加の意味

一部無添加とは、特定の添加物が使用されていない状態を指します。その他の食品添加物が使用されている可能性があるため、避けたいものがある場合は確認が必要です。食品添加物が気になる際は完全無添加なのか、それとも一部無添加なのかを確認しておきましょう。特に食品添加物のアレルギーのリスクが心配な場合は、しっかりと原材料をチェックしてください。

例えば、保存料無添加表示の場合、食品製造の工程で保存料は使用されていないものの、それ以外の添加物は使用されている可能性も考えられます。具体的に使用されている添加物はあるのかどうかの表示を確認しておくと安心です。


・完全無添加の意味 

完全無添加とは、食品の最終加工までの全工程で食品添加物が使用されていないことです。原材料の産地でも食品添加物が加えられておらず、どの素材や調味料にも添加物が含まれていません。

ただし、完全無添加の食品は保存料が加えられていないため、早めに食べ切る必要があります。メーカーが指定する賞味期限や、消費期限が短い傾向です。完全無添加の食品を購入した際は、まずは期限を確認して把握しておきましょう。

 

・表示が免除される無添加

食品添加物を使用しているものの、表示が免除されるものもあります。食品添加物によっては販売段階で残存していなかったり、残存していても量がわずかたったりするため、食品への影響がないとされているためです。表示免除の対象となるものは栄養強化剤、加工助剤、キャリーオーバーに該当する食品添加物で。

栄養強化剤は食品の栄養素を強化する添加物を指し、ビタミンやミネラル類が該当します。加工助剤とは食品加工のため添加し、販売時には取り除かれているか、わずかにしか残っていないものです。栄養強化剤も加工助剤も食品に大きな影響を与えないため、表示が免除されています。

キャリーオーバーとは原材料として使用されていても、食品の製造自体では使われておらず、最終的には効果が表れないものを指します。キャリーオーバーとして使われる場合が多いのは保存料です。例えば、せんべいの製造で使われる醤油に保存料が含まれているものの、販売する際にはほとんど残っていないとします。保存料がせんべいに対して影響しないと判断されると、保存料の添加物としての表記は免除されます。

 

・表示が免除される無添加

食品添加物が無添加の食品には多くのメリットがあります。また、添加物には知っておくべきデメリットがあります。食品添加物を知ることで、健康的な食品選びに役立てられるでしょう。無添加のメリット・添加物のデメリットをそれぞれ詳しく解説します。

 

無添加のメリット・添加物のデメリット

 

無添加は食品添加物による健康上のリスクを低減できます。日本で使用されている食品添加物は使用基準・量が厳格に定められ、ある程度の安全性が確認されています。とはいえ、何十年と摂取し続けた場合の影響ははっきりと分かっていないのが現状です。複数の食品添加物を摂取した場合のリスクも考えられます。

また、無添加の食品は本来の味わいを楽しめる点もメリットです。例えば、人工甘味料が含まれていない食品なら、素材本来の甘みが感じられるでしょう。よりおいしく健康的に食事を楽しめます。


・添加物のデメリット

食品添加物のデメリットは、リスクが完全に把握できていない点です。食品添加物はある程度の安全性が確認されていますが、とはいえ影響や相互作用を全て把握できているわけではありません。例えば、長らく使用されてきた天然由来の食品添加物であっても、再検証の結果で発がん性が認められ、使用禁止になったものもあります。

また、安全とされているものであっても、複数の食品添加物を摂取した場合の相互作用が分からないものもあります。このように、食品添加物によってはリスクが明確に分からないケースもあるため、摂取に当たっては注意が必要でしょう。



無添加食品の確認方法と選ぶポイント

 

無添加食品の確認方法と選ぶポイントは下記の通りです。

●    原材料名を確認する
●    製造工程や生産地が分かるものを選ぶ
●    無添加食品を取り扱う店舗で購入する

それぞれ詳しく解説します。

原材料名を確認する

無添加食品を探す際は、まずは原材料名を確認してください。原材料の表示では使用量の多いものから順に記載されます。原材料名を見ることで、食品に使われている原材料や食品添加物に何が多く使用されているか把握可能です。原材料名では食品添加物の名称だけでなく、用途名を併記している場合もあります。

消費者庁では消費者の誤認を防止するため、食品添加物の不使用ガイドラインを定めています。食品のパッケージやラベルが対象です。ガイドラインによって、無添加食品をより正確に把握しやすくなっています。


・製造工程や生産地が分かるものを選ぶ

食品選びでは原材料の確認はもちろん、製造工程や生産地なども分かるものを選ぶことが重要です。製造工程はメーカーの公式サイトやSNSで確認できる場合があります。食品のパッケージに生産の情報が確認できるQRコードが付いている場合もあるでしょう。製造工程や生産地を消費者に公開しているメーカーなら、食品作りで信頼性が高い企業だと考えられます。


・無添加食品を取り扱う店舗で購入する

無添加食品を中心に取り扱うお店であれば、添加物を含まない食品を容易に見つけられます。商品を手に取るたびに、原材料や製造過程、産地などを確認する手間が減ります。無添加食品に特化している店舗なら、こだわって選んだ食品のラインナップが期待できます。

とはいえ、身近に無添加食品を扱っている実店舗がない場合もあるでしょう。近くのスーパーでは無添加食品の種類が少なく、欲しいものを見つけられないことも考えられます。取り扱いがあっても探し出すのが難しかったり、原材料表示や製造工程などの確認が難しかったりする場合もあるでしょう。

そのような場合には、無添加食品を取り扱うオンラインストアの活用もおすすめです。

 


ケトフード専門ブランド NATUVIEWとは?

 

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